魅惑のデンマーク・岡田真樹著(著書紹介)

    岡田真樹著(元デンマーク大使)

    2012年6月30日発行
    出版社:新評論
    定価(本体2800円+税)

     ー 本書の帯の言葉 ー

     北海道と同じ550万人余りの人が、北海道の半分ほどの面積の国土に住む、小さいが魅力的な国、それがデンマークである。小さいがゆえだろうか,デンマークの大部分は日本人にとっては「未知の世界」となっている。その未知の世界には、宝石のような町や村、おとぎ話のような城や館が現在もひしめくように存在しており,ゆったりとした自然のなかで、時の堆積がある。この国の、未知の美しいものを紹介する、それが本書の目的である。本書を片手にデンマークを巡る,このような人が出てきたら,著者としては望外の喜びである。


                        

       デンマークの大使在任中(2006年〜2008年)デンマークの歴史、文化を研究され我々一般的な日本人が見過ごしているデンマークの本当の姿を様々な分野に亘って理知溢れる筆致で述べておられます。著者は音楽(ヴァイオリン)が堪能で音楽に造詣の深い方です。著者はヴァイオリニスト天満敦子さんの十八番の『望郷のバラード』を,そもそも世の中に紹介した功労者ということを皆様はご存知でしょうか。第2章「デンマークの音楽家と音楽生活」中でクーラウのことも書かれています。「フリードリヒ・クーラウゆかりの建物を訪ねて」という項目にクーラウが住んだリュンビュー、ニューハウンのおなじみの建物が出ています。 なんとびっくり「インターナショナル・フリードリヒ・クーラウ協会」のことも紹介されています。どうぞお手にとってお読みください。
      (石原)